大雨・洪水警報、注意報の改善…って、ほんとに改善??−視察@ 市橋あや子 杉並区議会議員
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2008 年 7 月 17 日     カテゴリ:川・みず・みどり
大雨・洪水警報、注意報の改善…って、ほんとに改善??−視察@
〜災害対策特別委員会視察で気象庁へ〜
今年度から所属している災害対策特別委員会(災対)の視察で気象庁を訪ねました。
3年前、杉並を襲った集中豪雨による浸水被害。私の政策の一番が「雨水の貯留と浸透で洪水をなくす」ですので、興味津々で出かけました。ま、気象庁は予報を出す役割のところですので、直接洪水をなくす役には立っていないところではありますが、データを持っているわけで、これまでの経験や蓄積でもって、警報・注意報を適宜出すことで被害が軽くなったり、命を守るといった役には立っているわけです。

担当気象官から、今年5月28日から改善された気象情報の説明を聴きました。
より有効な防災活動支援のために改善されたとか。5つありましたが、特に杉並区民の生活と直結すると思ったのが、「区市町村単位の警報注意報発表基準」です。

これまで、「23区西部」とくくられて発表されていたものが市区町村単位つまり「杉並区」の予報が出されるようになったというもの。
で、次が大事。東京都では河川や下水道が1時間降雨量50mm対応で進められているのですが、気象庁が今回「改善」したという杉並区の短時間雨量基準は60oになっていました。
60oを目途に大雨・洪水警報を出しますよ、ということ。
つまり、降雨量50oでは警報が出ない。まだ30o整備のところも残っている現状です。
「ということは、溢れてから警報が出るのですか?」と質問したところ、
「杉並区は50o対応なんですかァ…」と、しばしの沈黙。
(コラコラ、沈黙しないで!)

結局、気象庁はデータを区市町村に提供するだけ。となると、情報を受ける側の自治体がそれこそ大変です。区は、気象庁のほかに、NTTFAX、東京都からの防災連絡、気象協会、ウェザーニュースから情報を取っているとのこと。注意報が出たりすると気象協会、ウェザーニュースに電話して情報をとり、建設課と防災課が協議をして区として判断していくそうです。建設課長や防災課長のほうが、気象予報官よりよっぽど予報が確かだったりして。じゃあ、気象庁はデータだけ配信してくれればよくて予報官はいらないことになる?

それにしても、短時間雨量基準60oにはいささか市橋ひっかかっています。
気象庁に、「改善ってなに?50oに戻して!」と言いたい。
区としても「それじゃ、困る!」と抗議して欲しい。
災害対策特別委員会としても申し入れすべき。




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