2008 年
8 月
6 日
局地的豪雨−呑川、都賀川の教訓がなぜ生かせない?
〜遠くで降った雨が牙をむく〜
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5日、朝9時30分から荻窪で会議。ジリジリと焼けるような日差しの中、帽子を目深にかぶり、日よけの手袋をはめて自転車をこいで出かけました。珍しく天気予報を見なかったので、傘も持たずに出たのですが…。<写真>石神井川の雨水吐口(うすいばけ)善福寺川にもこういう口が68ヵ所ある。
11:35、携帯にメールが入りました。「23区西部 大雨洪水注意報」と。外に目をやると真っ暗。「大雨洪水注意報が出てる」とみんなに伝えた途端、乱視の私でもはっきり見えるほど大粒の雨が窓を打ち始めました。 「えッ〜!洗濯物出しっぱなし〜!」と叫ぶ私にみんなの冷たい視線が…。 「天気予報で、あれだけ雷雨がある、集中豪雨に注意って言ってたのに洗濯物出してきたの?信じられない」と言われまくり、「そうなんだァ」と。(T_T) 「これで終わります」と会議は突然終わったのですが、突然終わられてもこのバケツをひっくり返した雨の中、どうやって帰るわけ?しかし、みんなは傘を差してバシャバシャ帰って行ったのでありました。た、逞しい!(^_^;)
あんさんぶるからタクシーに乗り3キロほど離れた自宅へ。少し走ったところで、「あら、降っていない」。洗濯物は無事でした。取り込んだ途端、ザッバー!と先ほどの雨が。 うっわー!この雨、スポット的に降っている! 日付けが換わって夜中の3時20分まで、14回の注意報、警報の発令、解除が携帯のなかで繰り返されたのでした。
そんな天気のなか、マンホールで工事中の5人が流されるという痛ましい事故が起きてしまいました。呑川、都賀川の教訓が生かされなかったのはとても残念ですし、事業者の気象への配慮がどうだったのか。漁師やお百姓さんは、前日、当日の空や風を「見て」天気がわかると言います。もっと気象情報、周囲の空の色、風の感覚に目を向けるべきです。先人の知恵に学ぶ、ということでしょうか。
いま、東京都には降雨状況が10分間隔で予測されるシステムがあるのに活用されないなんて、残念でなりません。川仲間の話では、5日の雨は最初東から西に向かって進み、11時半ごろ反転してまた東に進み、23区の山の手をすっぽり包んでいた、とのことです。これを見ていると雨がどこに、いつ降るのか、を割合正確に判断できるといいます。 杉並区には気象情報サイトがあり、防災メールへの登録もできます。
東京都は工事業者に対して、大雨、洪水、暴風警報が発令された場合、すべての作業をやめるよう指示したとの報道がありました。何度も言いますが、「ここ」で降っていなくても、離れた「あそこ」で降ることが増えています。本当に、予期せぬ増水があるのです。現場責任者にはしっかり気象情報を把握し、作業に当たる方たちが安心して作業ができる現場作りをしていただきたいと思います。雨を甘く見ているとしか思えません。危機管理が不十分です。
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